スワップ金利
取引する2国間の金利差をスワップ金利、あるいはスワップポイントといいます。
日本は低金利政策を行っており(2010年12月現在)、銀行に預金をしてもほとんど利子が発生しません。しかし、外国通貨には日本より金利の高い通貨が存在します。
例えば、アメリカの政策金利を2.00%とし、日本が0.50%だとすると、スワップ金利は1.50%となります。この状態で円を売ってドルを買うと、金利差1.50%分のスワップ金利を受け取ることができます。逆に、ドルを売って円を買うと、1.50%分のスワップ金利を支払わなければなりません。
スワップ金利は毎日変動し、差額を日割りで毎日受け取ることができます。ポジションを決済しないとロールオーバー(※)によってポジションが維持され、日々スワップポイントが蓄積されます。また、スワップ金利にもレバレッジ効果があります。
このように、スワップ金利はポジションをそのまま保持することによって得ることができます。